大きめスイッチ

障碍者

 大きめのスイッチを作りました。直径6cmの押しボタンをケースに固定するだけと思いきや、操作力が想定に対して約3倍以上と大きかった。そこで、内蔵されたバネの長さを短くするのとマイクロスイッチを入れ替えることで、小さな力で操作できるように改造しました。

購入品

作動力

 今回、150g程度の力で作動するスイッチを作れないかなと思っていたのですが、購入したスイッチの作動力は、約480g(=4.7N)でした。構造上、スイッチに内蔵されているバネの力と、マイクロスイッチの作動力の合計になりますが、前者が約250g、後者が約230gとどちらも大きすぎます。改造することで作動力を下げることにしました。(^^;)
 結果的に、作動力は約120gになりました。

作成手順

(1)ケースの底に500円玉大の穴とΦ4mmの2個の穴をあけ、側面にケーブルを通すための穴(Φ4.5mm)とケーブルを固定するための穴(Φ3mm)を2個あける。

(2)ばねを取り外して、2.5巻き分短くした。使われていたマイクロスイッチ(左)は、OMRON製(右)と同じ形状なので、低荷重のマイクロスイッチに置き換える。

(3)コードをマクロスイッチにはんだ付けして、熱収縮チューブで補強した後、ケースに結束バンドで固定する。コードの逆側には、3.5mmモノラルプラグをはんだ付けする。

(4)完成。BOSS缶は大きさ比較のためです。

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