大音量VOCA-1

障碍者

 30秒間録音できる録音キットで作成したVOCAを使っていた人から、「もっと長い時間の録音がしたい。もっと大きな音で再生したい」とのリクエストがあり、できるだけ簡単に作る方法を考えてみました。

 120秒の録音ができる「音声録音モジュール」とアンプが内蔵されているDaisoの「USBスピーカー」(300円+税)を使い、そのつなぎの部分の基板を自作しました。ケースは、Candoで見つけた、USBスピーカーがちょうど入るサイズの物にしました。

 VOCA(ヴォカ)とは、「Voice Output Communication Aid」の頭文字で、「音声を出力するコミュニケーション機器」のことです。大音量で鳴らすことができれば、1対1のコミュニケーションにとどまらず、朝礼時の号令とか、誕生日会での演奏とかにも使ってもらえそうです。

購入品

最大120秒の間、音楽や音声を録音することができます。機能ボタンを押して音楽を再生、またはループ再生します。記録は繰り返すことができ、各記録は最後の記録を上書きします。
デスクトップに置けるミニスピーカーです。電源:USB-A オス、音声信号:Φ3.5mm ステレオミニジャック

回路

(1)最初からついていたスピーカーの信号を、アンプ付きのスピーカーに渡すために、以下のように回路を変更する必要がある。

(2)基板を作る前に、仮の回路を組んで、これで正しく動作することを確認する。

(3)配置を考えながら、自作する基板の配線を考える。単3乾電池3本で、音声録音モジュールとUSBスピーカーの両方に電源供給する。
 ただし、この回路では、録音時に少しノイズが入るようなので、改善の余地があるかもしれない。

使用した基板の配線パターン

作成手順

(1)中継基板を自作する。録音モジュールのボタン電池を外し、電池ボックス、録音モジュールとの配線をする。

(2)ボックスのフタの裏に、ホットボンドで固定する。

(3)ボックスの中には、USBスピーカーの筐体を外したスピーカーを入れる。当初は、スピーカーをそのまま入れるつもりだったけど、基板や電池と干渉してしまったので、スピーカーを分解、切断してなんとか納めました。

(4)フタをはめて、USBスピーカーのUSBコネクタとミニジャックを差し、外部スイッチを接続すれば出来上がり。USBスピーカーの初めからついている音量調整は、最大にしている。

(5)フタの外側には、電源スイッチとLEDと音量調整つまみがある。

使用方法

(1)電源スイッチを入れて、ふたの内側のスイッチを押すと、録音開始
(2)もう一度スイッチを押すと、録音終了
(3)外付けのスイッチを押すと再生
(4)音量は、つまみで調整できる

※音楽は、「甘茶の音楽工房」からお借りしました。

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